追記します

先日の母の目の病気について追記します。

母が「網膜中心動脈(静脈)閉塞症」という病気になって初めて知ったこと。早期発見は非常に難しく、症状が出たら手遅れのことが多い。応急処置として心臓マッサージみたいに目に圧をかける方法がある(が、素人が自分でやるにはなんか怖い)。高圧酸素はかなり大掛かりな設備で、全ての病院に備わっているわけではない。

眼科医にとって歯痒く悔しい病だろうな。本人は痛くもなんともないのに失明を宣告しなきゃいけない。母は高齢なので驚きと共にある程度の諦めはありましたが、取り乱す患者さんや家族は多いだろうな。
見えない、もしくは見えにくい患者さんを相手にするからか穏やかな声の医師が多いように思います。

卒業式・入学式の母きものについて

イラストエッセイで「卒業式・入学式の母きもの」について書きました。京都きもの市場さんのHP「きものと」をご覧ください。その内容を踏まえて、明日2/19(金)14時から15時までClubhouseでお話しします。お時間ある方ぜひご参加ください。(clubhouseを聞けない方のために、後で簡単にまとめようと思っています)
「きものと」編集長の長瀬さんとふたりで、楽しい1時間になるよう努めます。

これは知識のおすそ分けです

わたしには珍しく長文です。でも大事なことを書きましたのでぜひ読んでください。

急に片目の視野が欠けてきたら、脳梗塞の前兆か、網膜閉塞症かもしれません。一刻を争います。痛みがなくとも救急車です。発症して数時間で失明します。数時間はあっという間で、先に脳の検査をしているうちに手遅れになります。脳外科と眼科のある病院へGO!高圧酸素の治療に間に合えばいいんですが。

血栓が脳で詰まれば脳梗塞、心臓で詰まれば心筋梗塞、目の奥で詰まれば網膜中心動脈(静脈)閉塞症、ということです。実は母が先月この病気になりまして、これは知識の差だと思いました。知っていたら間に合ったかもしれないのに。あれからずっと悔やんでいます。同じ思いをする人が減ればと思います。

本当はもっと早くに注意喚起をしたいと思ったのでしたが、急に片目を失明してしまった母本人がようやく人に病気のことを話せるようになり「大事な人に同じ思いをさせたくない」と言うようになりましたので、こちらで皆様にも知識のお裾分けをすることにしました。

母の場合ですが、テレビが見にくいと思ったのが昼前。片目の視野の下半分が黒く見えると気づいたのが昼。わたしに「片目がおかしい」と相談したのが14:30。痛くないしなんだろうと迷いつつ近くの病院に相談し、脳の症状だと悪いので眼科と脳外科がある病院へと言われたのが15:30。保険証やお薬手帳を準備して病院に出発したのが16時。雪道で時間がかかり、いつもなら40分で着くところを1時間半かかって17:30救急外来に到着。最初の診察は18時。このときすでに視界はゼロで全部真っ黒(見た目は普通です)。そこから問診、脳のCTやMRIで、眼科医の診察は20:50でした。時すでに遅し。20:50の時点で失明を宣告され、もう元には戻らないこと、通院して、痛みが出ないように網膜を焼き切るレーザー治療をしていくことを説明されました。

帰り道「今から嫁に行くわけでもないし、片目が見えないくらいどうってことない」と気丈に言う助手席の母の隣で、わたしは悔し涙を流していました。この病気のことを知ってたら。あのとき救急車を呼んでいたら。あの日が大雪じゃなかったら。せめて土曜じゃなく平日だったら。母を守れなかった、なんのための同居かと悔しくてなりません。

これは本当に知識の差です。視野が黒く欠けてきたとしても、数時間後に高圧酸素の治療を受けられればセーフ!誰かの話としてでいいんです。
片目の視野が黒く欠けたら即大きい病院へ!と知ってほしい。

あなたやあなたの家族や同僚や友人達が、悲しい思いをしませんように。

長々とごめんなさい。皆様の健康を祈ります。

大安吉日、傘福を出しました。

我が家のお雛様「傘福」を出しました!40本の傘の骨に、バランスを取りながら12本の吊るし雛を下げます。7本から始まって、5年間は毎年1本ずつ作り足していきました。細工は一通り揃ったし、これ以上増やすとバランスが難しいと思ったのですが、ちくちく縫う楽しみを思い出してむずむずしています。

あれ?クーどこ行った?

爺「俺の布団サ入ってだ。寒いがどって電気へっでけっだ(訳:寒いかと思って電気毛布のスイッチを入れてあげた)」

今日も甘々に甘やかされております。孫の次は犬を甘やかすようです。

揺れました〜

ゆうべは揺れました。怖かった!!!
家が壊れる!?久々に命の危険を感じました。まだドキドキしています。
我が家は廊下に立てかけてある防犯用のなぎなたが倒れて、突っ張り棒が落ちて、犬用綿棒が全部床に落ちただけです。
3・11からまもなく10年。備えを見直さなきゃと思っていた矢先でした。何が必要なのか、クーさんのエサとかも含めて、みんなで考えようと思います。

今朝は霧氷が輝いて、青空に映えていました。これはムラサキシキブの枝です。花が咲いたようです。

チョコレートの箱……

フォレスト・ガンプを見た次男「お母さんは、人生はチョコレートの箱のようだ、開けてみるまでわからない、とか言わないんだね」

一緒に見たことを忘れていたわたし「言わないね。ゴディバなら間違いなくうまい。リンドールもうまい。箱に入ってるチョコレートは賞味期限が切れてなきゃ大抵うまい」

なんという重みのない発言をしてしまったんだ、と悔やみつつ、賞味期限切れ(1年以上経過したことに気づかず食べた)の有名チョコレートが超まずかったことを思い出して、まぁ間違いではない、と思い直すなど。

銅のやかんとギックリ背中

 

銅のやかんを使い始めて、ここ数日すぐにお湯が沸く!と熱伝導率の高さに驚いていました。

ゆうべから何か怪しい気配はあったのですが、今朝雪かきをしていたら背中がギックリと。横になったら起き上がれない〜。寝返りもうてない〜。クーさんを抱っこすることも、銅のやかんを持つこともできませぬ。