今覚えたい手話はなんだろう

今、「聲の形」が放送されていますね。これすごくいいです。当時子どもたちと映画館で見たのですが、見終わったとき、尊すぎて粉になるかと思いました。自分自身が砕けて粉になるような錯覚に陥ったのは、これが初めての経験でした。

以前、サイン会かイベントか何かに、耳の聞こえないファンの方が来てくださると知って、その日まで「いつも応援してくれてありがとうございます。今日は会えて嬉しいです」という手話だけ何回も練習しました。それしか知らないしできないんだけど、喜んでくれた彼女の笑顔は今も鮮明です。

最近「お子さん頑張ってますね!」を手話で言いたくて、「手話、アプリ」で検索してダウンロードしたものの、思ってたのと違いすぎてショックを受けています。ネットのニュースで見た大分の小学校の給食の時間にわたしも混ざりたくなりました。沖縄県知事のデニーさんみたいに「今日はよろしく」とか、最低限の挨拶程度の手話は覚えたいな。

今回覚えるべき手話はなんだろう。
LINEや手書きのメモじゃ間に合わない、今すぐ伝えなきゃいけないときのための、必要最低限の手話。あと挨拶。
これから先、試合中に子どもを一緒に応援していて、目が離せない一瞬でも、「今のいいね!」とか「あぁ惜しい!」とかの感情を共有したいんです。

藍染めの剣道着(新品)の扱い方

この連休に、娘の新品の藍染の剣道着の色止め作業をしました。酢で色止めするといいと武道具屋さんに教えてもらったので、酢水に3時間つけてから、すすいで手で絞って陰干し。ところが、すすいでもすすいでもナス漬けか!というくらい色が出て、手も床も真っ青。風呂場でやらず台所か外でやるべきと反省しました。

これは大変な作業すぎる!同学年の保護者たちに知らせておかねば!と慌てて携帯で写真を撮ろうとして、被害は拡大し、iPhoneのコードが藍染めになりました。ここで「そういえば藍染めの専門家が米沢にいるじゃないか!」と諏訪豪一君を思い出して相談のメールを送りました。彼によると藍の色止めには酢よりも重曹なんだそうです。

2回目は重曹を溶かした水で3時間つけ置き、すすいで手で絞って干しました。

手についた藍は石鹸で落ちますが、浴室の床が藍で染まった場合も重曹!熱湯で作った重曹液だと落ちやすいとのこと。ちなみにiPhoneのコードは「藍染めのプレミアムコードとしてお使いいただくか、ラッピングテープなどを巻く事をお勧め致します」ですって。はい!わたしのコードは藍染めプレミアムコード!!いい響きw

藍染めの道着の扱いは最初大変なんですが、防菌効果があるのか汗をかいてもあまり臭わないんですよね。長男と次男はわたしのお下がりの道着だったので肌が青く染まる経験がありません。次男に絞らせ長男に干させたら「うわ!何これ手がめっちゃ青くなるじゃん!」お下がりのありがたさを知ったようでした。

娘が作ったオムライス

せめて19時までにはイラストを送りたいのよ〜!!と焦るわたし、になることは予想できていたので、前日から娘に夕飯作成を頼んでおいたのでした。
買い物に行く?と聞いたら「大丈夫!あるものでなんとかする」という頼もしい返事。

娘に聞いたところ、人参とハムをバターで炒めて、残りご飯を入れてケチャップで味付けしてお皿に盛っておき、溶き卵にスライスチーズを入れて半熟に焼いてケチャップごはんの上に乗せ、ケチャップでハートを描いたそうです。畑のオクラとトマト、ハム入りのスクランブルエッグを添えてくれました。冷たい紅茶をマグカップに注いで、デザートには桃が出てきました。

ぽりぽりいう人参があったけど、オムライス&スクランブルエッグという組み合わせも不思議ではあるけど、桃は皮つきだったけど、もう十分すぎるほど美味しかったです。

夏衣(なつごろも)

7月の月釜当番でお運びをする予定だったので、娘に絽のきものを用意していたのですが、茶会は中止。仕方がないのでお稽古に着せることにしました。裄の問題もあり、肩揚げ卒業です。娘は衿を抜いて着てみたかったそうで大喜び!

わたしは先生からお免状をいただく日なので絽の付下げに絽の袋帯です。帯締めは藤岡組紐店さん、帯揚げは龍工房さん、長襦袢は京都の浅見さんの「流砂」。富山の秋吉屋さんで数年前にまとめ買いした麻足袋を履いています。

娘は「なんか半幅帯が緩んできた」と言い、途中から慌てて帯締めをしていました。帯締めは藤岡組紐店さんの三分紐です。

今日の主菓子は特別に、京都の知人が手配してくれた老松さんの「夏衣(なつごろも)。青と白の染め分けになっていて、流水の柄と金箔が付いています。ガラスの縁高に入れて出しました。お味は、驚くほど品のいい、絶妙な甘さでした。さすが京都の老松さん、と皆でうっとりして、幸せな時間になりました。

 

5:00AM、朝霧が出ていました。

朝5時。まるで煙のように、朝霧が出ていました。こんな日は暑くなるんじゃなかったかな。
草を取ったところとまだ取っていないところが、上から見るとわかってしまいますね。畑の雑草はほとんどが「スベリヒユ」。山形では「ヒョウ」と呼ばれ、干して煮物にしたりします。我が家ではおひたしや酢の物が定番。

やっと入学式

ずーっと延期になっていた娘の入学式が、やっと昨日行われました。国歌→市民歌→校歌→ハレルヤといういつもの斉唱合唱は無く、たった15分の入学式でしたが、やっと入学式ができたことに安堵しています。
今日のコーデは室町京正の東雲格子、紫紘の袋帯、ファンの方が作ってくださった藤の簪。母たちのきもの着用率は11%でした。たったひとりかもと思っていただけに、娘も「お母さん!きものの人けっこういるよ!」と喜んでいました。

さていつになったら、という感じですが、引き続きstay home!

3年前を思い出して褒めまくる

わたし住む山形県村山市には、市長賞っていうのがあるんです。
市報に今年度受賞した人が載っているのですが、今年はヘアドネーション(髪の毛を子ども用の医療用ウイッグにするために寄付すること。だいたい長さ31cm以上から寄付できる)した小学生が数人受賞しているんですよ。
おお、ヘアドネーションで市長賞がもらえるようになったんだ!素晴らしい。娘も3年前にヘアドネーションしたけど、時代の先を行っていたってことだな。

「わたしは、賞が欲しくて35cm寄付したわけじゃない」

と言い切る娘がまぶしいです。

賞がほしいわけじゃないと言っても、大人に認められたら嬉しいだろうと思うので、今日は3年前を思い出して、あのときは偉かった!と娘を褒めまくろうと思います。

わたしの金髪ウイッグかぶって「人工の毛のウイッグは暑い」とか夏休みの自由研究に書いてたのは、あれは3年生だったか。自分の髪の毛が誰かの役に立つ、と知ったのは大きかったようです。しかし30cm以上伸ばすのは大変なんだよなぁ。

※写真は3年生のときです。

卒業式の後で……

卒業式は品のいい染め疋田でしたが、遠くにいるおじいちゃんとおばあちゃんに送る写真のためにとアンティーク振袖に着替えた娘です。
ちなみに母娘写真は撮りませんでした。義父母が欲しいのは孫の写真。嫁は不要と判断しました。ハガキサイズにして写真立てに入れて、娘からのお手紙を添えて送ります。

娘の卒業式

卒業式の朝、娘は鏡も見ずにちゃっちゃかと着装していました。

式の準備をしてくれた先生方の心づかいが温かく、合唱の指揮をしながら泣く担任の先生の姿に涙腺が崩壊。担任の先生は、一人ひとりの長所について話してから、花を渡してくれました。学校保護者ご近所と、つくづく人に恵まれた小学校生活でした。

わたしのきものはさりげなく染めで格子が表現された、よく見ると付下げになっている「東雲格子」(室町京正)、黒羽織は「いまの色skala」のお召「ヘリンボーン」(季織苑工房)の裏側を使って作った単衣です。帯は洛風林、羽織に隠れて見えませんが実は名古屋帯です。帯揚げと草履は和小物さくら、帯締めは龍工房、バッグは月之。

娘のきものは青山ゑり華さんで見つけた染め疋田の小紋、背中につけた干支の背守りは和工房あきさんで見つけたもの。半幅帯の上から西村織物の伊達締めを巻きつけて覗かせています。草履は和小物さくらの真綿入りで、何年か前に娘から誕生日プレゼントとしてねだられたもの。紺袴はゑり華のスタッフさんの私物です。同じ身長ということで、お借りしました。

こうして思うと、いつもの仕立てや急ぎの直しは藤工房の加藤さんにお願いしているし、急ぎのしみ抜きやクリーニングはなをし屋の栗田さんにお願いしているし、インナーは気仙沼のたかはしさんだし、足袋は鶴岡のむらまごさんに伺ったときに買ったもの。運んでくださる黒い猫の方々もそうですし、今日の髪と顔を作ってくれたタキちゃんもそうですし、いいねと言ってくださるみなさんに支えられての今日であり明日なんだと思います。

おめでとうの日はありがとうの日。これからもどうぞよろしくお願いいたします。