やっと入学式

ずーっと延期になっていた娘の入学式が、やっと昨日行われました。国歌→市民歌→校歌→ハレルヤといういつもの斉唱合唱は無く、たった15分の入学式でしたが、やっと入学式ができたことに安堵しています。
今日のコーデは室町京正の東雲格子、紫紘の袋帯、ファンの方が作ってくださった藤の簪。母たちのきもの着用率は11%でした。たったひとりかもと思っていただけに、娘も「お母さん!きものの人けっこういるよ!」と喜んでいました。

さていつになったら、という感じですが、引き続きstay home!

3年前を思い出して褒めまくる

わたし住む山形県村山市には、市長賞っていうのがあるんです。
市報に今年度受賞した人が載っているのですが、今年はヘアドネーション(髪の毛を子ども用の医療用ウイッグにするために寄付すること。だいたい長さ31cm以上から寄付できる)した小学生が数人受賞しているんですよ。
おお、ヘアドネーションで市長賞がもらえるようになったんだ!素晴らしい。娘も3年前にヘアドネーションしたけど、時代の先を行っていたってことだな。

「わたしは、賞が欲しくて35cm寄付したわけじゃない」

と言い切る娘がまぶしいです。

賞がほしいわけじゃないと言っても、大人に認められたら嬉しいだろうと思うので、今日は3年前を思い出して、あのときは偉かった!と娘を褒めまくろうと思います。

わたしの金髪ウイッグかぶって「人工の毛のウイッグは暑い」とか夏休みの自由研究に書いてたのは、あれは3年生だったか。自分の髪の毛が誰かの役に立つ、と知ったのは大きかったようです。しかし30cm以上伸ばすのは大変なんだよなぁ。

※写真は3年生のときです。

卒業式の後で……

卒業式は品のいい染め疋田でしたが、遠くにいるおじいちゃんとおばあちゃんに送る写真のためにとアンティーク振袖に着替えた娘です。
ちなみに母娘写真は撮りませんでした。義父母が欲しいのは孫の写真。嫁は不要と判断しました。ハガキサイズにして写真立てに入れて、娘からのお手紙を添えて送ります。

娘の卒業式

卒業式の朝、娘は鏡も見ずにちゃっちゃかと着装していました。

式の準備をしてくれた先生方の心づかいが温かく、合唱の指揮をしながら泣く担任の先生の姿に涙腺が崩壊。担任の先生は、一人ひとりの長所について話してから、花を渡してくれました。学校保護者ご近所と、つくづく人に恵まれた小学校生活でした。

わたしのきものはさりげなく染めで格子が表現された、よく見ると付下げになっている「東雲格子」(室町京正)、黒羽織は「いまの色skala」のお召「ヘリンボーン」(季織苑工房)の裏側を使って作った単衣です。帯は洛風林、羽織に隠れて見えませんが実は名古屋帯です。帯揚げと草履は和小物さくら、帯締めは龍工房、バッグは月之。

娘のきものは青山ゑり華さんで見つけた染め疋田の小紋、背中につけた干支の背守りは和工房あきさんで見つけたもの。半幅帯の上から西村織物の伊達締めを巻きつけて覗かせています。草履は和小物さくらの真綿入りで、何年か前に娘から誕生日プレゼントとしてねだられたもの。紺袴はゑり華のスタッフさんの私物です。同じ身長ということで、お借りしました。

こうして思うと、いつもの仕立てや急ぎの直しは藤工房の加藤さんにお願いしているし、急ぎのしみ抜きやクリーニングはなをし屋の栗田さんにお願いしているし、インナーは気仙沼のたかはしさんだし、足袋は鶴岡のむらまごさんに伺ったときに買ったもの。運んでくださる黒い猫の方々もそうですし、今日の髪と顔を作ってくれたタキちゃんもそうですし、いいねと言ってくださるみなさんに支えられての今日であり明日なんだと思います。

おめでとうの日はありがとうの日。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

明日はいよいよ卒業式

亀甲のきものと紺袴を組み合わせたい気持ちもあって、ギリギリまで迷っていた娘ですが、やはり染め疋田のきものに紺袴を合わせるそうです。干支の背守りを縫い付けました。いよいよ明日は卒業式です。
本断ち四つ身で裄60cm、肩揚げはギリギリの1cm。ちなみに入学式のときは四つ身で、裄は44cmでした。

校歌を聞くのも最後。明日は泣きそうだな。
「送ってくれる在校生が誰もいないのは寂しい」そうですが、卒業式ができるだけまだましです。思い返せば卒園式のときもインフルエンザが流行し、園長先生の計らいでインフルっ子特別席ができ(発熱のない子限定)、みんな揃って卒園式ができた学年でした。

明日は一応保護者も参加できるのですが、卒業生を送る会も謝恩会も中止です。たった30分程度の卒業式ですが、美容院のキャンセルはしませんでした。学校に、先生方に、保護者の皆さんに、お世話になったお礼をきちんと言わなくちゃ。小学校最後だし、母は盛ります!!

長男からのホワイトデー

‪長男から手作りのホワイトデーをもらいました。ぐぬぬ。カブトムシの幼虫にしか見えない……。‬
‪キャラメルコーンにチョコつけてからホワイトチョコでコーティング、チョコ味のコーンフレークを砕いておがくず風にしたそうです。‬
‪作るのが面白かったようで何よりです。とりあえず目を閉じて食べます。‬

暗記チャレンジ!

祇園精舎を読むとちょうど20秒らしく、コロナ対策の手洗い20秒にぴったりのことですが、わたしは枕草子で行こうかな。

春はあけぼのは、紫だちたる雲の細くたなびきたるまでで約10秒だったので、春はあけぼのを2回言うか、夏は夜まででだいたい20秒です。

夏は夜
月の頃はさらなり
やみもなほ
ほたるの多く飛びちがひたる
また、ただ一つ二つなど
ほのかにうち光りて行くもをかし
雨など降るもをかし

風流でいいかなと思うんですがね。

娘にこの話をしたら、「福沢諭吉の学問のすすめはどうかな」と言うんですよ。「学校で、天は人の上に人を作らず、から少し暗記したよ」えー!わたし、天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず、までしか覚えてないなぁ。

すぅ、と息を軽く吸った娘、
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり」

測ってみたら36秒。ていうか、ちょちょちょ!何それ何それ!すごいんだけど!と興奮するわたしに娘は冷ややかで「6年生はみんな言えるよ」

そ、そうなんだ。

「うーん、そうか、学問のすすめは長かったね。じゃあお気に入りの百人一首をふたつ読むのはどうかな。わたし先に一つ言うから、続けてお母さん言ってね。競技かるたのスピードでね。ちはやふる〜……」

え、じゃぁ天つ風〜……

ふたつで19秒。これもいいな。ていうか娘の底力みたいなものを垣間見た気がします。末恐ろしい。

なんだか悔しいのでわたしも暗記チャレンジしてみます。硬くなった頭にインプットするのは難しいけれど、こういうときだからこそ。子どもたちがコロ休みの間に暗記チャレンジ!

次男のコロ休み

‪文房具店にて‬

‪次男「コピックのE000がない」‬
‪わたし「肌色ならYR000でもいけるよ。試し書きしてみたら」
‪次男「ほんとだ。コピックにいいってお母さんが言ってた滲まないペンなんだっけ」‬
‪わたし「乾くのが早くてコピックが滲まないやつね。ユニボールシグノ。ステッドラーの黒ペンもおすすめだけど、筆圧が強い人はペン先がひっこみやすい」‬
次男「鉛筆は?4Bと2BとHBは持ってるけど」
わたし「Fを中心に7本程度あればいいんじゃないかな」
‪というような、マニアック(?)な会話をしました。なんか初めて次男の要求に応えている感がします。

‪家から出ずに長い春休みを徹底的に楽しむための、10分程度の買い出しでした。‬
‪次男はお年玉を使って、コピックの他にスケッチブックと消しゴムを購入。‬
‪あ、本気なんだなと判断し、わたしは次男に鉛筆を買い与えました。Fを中心に7本。絵を描くのが楽しい様子です。これまでになく長い春休み、きっと充実したものになるよ。

次男がHBの鉛筆だけを使って描いたクーさんです。‬

スパルタ着付け教室開催中〜

  1. きくちいまスパルタ(!)着付け教室の概要

    1)洋服の上から半幅帯の練習(5種類※)
    2)洋服の上からきものだけを着て、もう一度半幅帯の練習
    3)襦袢の練習
    4)襦袢、きもの、半幅帯を実際に着てみる
    5)たたみ方
    6)ご挨拶しておやつタイム

    ※5種類:リボン返し、一文字、文庫、蝶、文庫挟み

    娘はリボン返しはもうできるので、文庫の結び方と袴の付け方。文庫に紐をかけるところと、文庫の上に袴の後ろ部分を乗せるのが大変だったみたいです。袴をつけたときに見える部分だけ、ということで、半幅帯の上にお気に入りの「西村さんの伊達締め」を被せています。

    袴のたたみ方は剣道で慣れっこなので、きもののたたみ方のみ教えました。
    茶室に姿見が無いので手探りです。完成してから姿見のある部屋へ。

    学校は休みですが、卒業式の準備は着々と、少しずつ。

    実際に着る予定のきものは、今肩揚げを直しています。裄、出るかな……。