きものっ子たち

元旦恒例になっている娘と姪っ子のきもの遊び。今回は娘(中2)が花柄の、姪っ子(小6)が染め疋田の小紋をそれぞれセレクトしました。
娘は肩揚げも無くなり、「イクラ」と呼んでいた柄も「染め疋田」とちゃんと言えるようになり、すっかりお姉さんらしくなりました。

なんと美の壺に母娘で!

来年17()19:30からNHK「美の壺スペシャル」「着物」にちょこっと、なんと娘もちょっぴり出ます。聞いたところによると、いろんな切り口でたくさん撮影されたようですが、その中でわたしは普段着担当です。日常のまんますぎてアレですが、もうまな板の上の鯉。ドキドキです。大丈夫だろうか……

ちなみに娘は撮影の日、お気に入りの木綿のきものと半幅帯の組み合わせを自分で着ました。補整とか教えていないので見た目アレなところあるかもですが、母としてはいつものごとく「生暖かく見守って」おります。アラもありましょうがどうか大目に見てやってくださいませ。

何がすごいって、着物でスペシャル番組を作ってくれるということですよ。90分番組ということは、NHKはコマーシャルが無いから、89分みっちり作らなきゃいけないんですって。豪華なものからお出かけ着や普段着、悉皆のことなんかも入っていて、超有名なあのお方やよく知ってるあのお方も出演予定です。

なるほどなぁ

親の面倒を子が見る介護休暇が取れるなら、子の面倒を見るための休暇だって取れるはずだということで、不登校のお子さんのそばにいる休みを同様の扱いにしてくれる会社がある。社長が社労士にかけあったんだって。うちは給料は安いけど、社員もその家族も大事にするから辞める人が少ないと言っていた。

子が親の面倒を見るのが介護
じゃあその逆だって同じじゃないか
と思ったのがきっかけなんだって。

なるほどなぁ。考えさせられました。

 

成長って嬉しくて少しさみしい

お母さんの趣味って何?と聞かれて、なんだろうなーと即答できなかったんだけど、君たちの剣道の応援をすることでした。ある意味、青春のお裾分けだったんだな。いい時間をもらったよ。ありがとう。

子どもの成長って、嬉しいんだけど、少しさみしくなってしまったり。あっという間に大きくなっていくんですね〜

 

今季初の色足袋と質量保存の法則

今日は米沢の綿麻「涼しま」に半幅帯、前掛けは久留米絣。ロングタイプなので膝をついて雑巾掛けしても大丈夫。って雑巾掛けはクイックル的なアレなので膝つかないけどね。雨降りでちょっと肌寒いので素足や麻足袋の気分になれず、今季初の色足袋を履きました。犬型の娘は毛布にくるまって寝ています。

「質量保存の法則って理科で習ったでしょ?食欲がない子と食欲が有り余っている母。子が痩せた分だけ母であるわたしの体重が増えてしまうんだから君たちちゃんと食べてよね」と言ったら次男から「無理がある」と冷笑されました。「じゃぁ質量保存の法則って知ってる?」と聞いたら、「えーなんだっけ、化学変化の前後で質量が変わらない、みたいなのじゃなかったっけ」ですって。つまんねーやつだな。ていうか、言えるんだ。すごいな。わたしは「質量保存の法則とは」でググっちゃったもんね。

 

 

明るい挨拶がもたらすもの

玄関がからりと開くと同時に、明るい声で「ただいま」という娘の声。娘はそのまま手を洗い、おじいちゃんのベッドのわきに行って「ただいま」と声をかけ、おじいちゃんは大好きな水戸黄門を放置して孫娘におやつをすすめる。家の中のいい空気は、明るい挨拶と会話からスタートするんだなと実感しました。

寄り添う

「大人の1年は早くていいよね」
と言った娘の声がずっと刺さっていたのですが、理不尽で納得のいかないことを、彼女なりの決断で乗り越えようとしているんだと思います。見守ります。生あたたかく。人肌な感じで。

一方こちらは、たった一日留守にしただけで離れなくなった犬型の娘。

動画で激励

子どもたちが頑張っている姿(稽古風景や練習試合の1本集)を1分足らずの動画にまとめて、両家両親にLINEで送ることにしました。
遠くて会えない孫、近くても会えない孫の姿を見て奮起してほしいなと思います。

剣道部の強化練にて

先日、試合稽古の様子を見に行ったら、玄関があまりにもきれいで嬉しくなりました。

後から来るかもしれない年輩の先生や、もしかしたら見学に来る人のためにと、真ん中を空けて靴を揃える子どもたち。

面を付けるときも、揃って一礼してから。こういうところが大好きなんだよなぁ。

思春期と更年期

そうか、悔しかったね。

それは腹が立つね。なんだそれ!

いいよ。それでいい。あなたはまちがってない。大丈夫。

かけた言葉がちゃんと届いていることを祈ります。

いつだってわたしは味方だよ。

小学校に入ったときは「みんな仲良く」と言われるけど、だんだん大きくなってくると、みんな仲良くって難しくなって、どうしたっていけすかないヤツが出てきたりする。無理に仲良くすることはない。挨拶はちゃんとしつつも、自分の心を守る距離って大事。それがわかるまで、わたしもいっぱい泣いたよ。

大人になっても、意地悪してくるいけすかない人はいるけど、自分が意地悪する側にだけはならないぞ、って決めてる。っていうような話をひと通りしたけど、伝わってるといいなぁ。

アンジェラ・アキの「手紙」を歌うとつい感情移入して泣いてしまうお年頃(思春期を生あたたかく見守る更年期)です。