丸八やたら漬さんへ

鰹縞のきものを着て、山形の老舗漬物店、丸八やたら漬に行ってきました。営業は明日までだそうです。お会計のときに、店員さんが「長いことありがとうございました。お世話になりました」と言って品物を渡してくれ、なんだかぐっと来てしまいました。

久々のお稽古

ゆうべは久々にお茶のお稽古でした。花は飛島甘草、丁子草、縞葦、都忘れ、日日草。干菓子は青紅葉、水流。主菓子は大山蓮華。茶杓の銘は岩飛沫(いわしぶき)、皐月闇、早苗など。時節柄お濃茶は無しで、薄茶だけのお稽古になりましたが、ふわふわのお薄を飲んで、家族じゃない人と話す時間に満たされました。

 

タニウツギを生けました

山に咲くタニウツギを生けました。昭和6年生まれの伯母は、若かった頃にこの花を玄関に飾って父親から「縁起でもない」と叱られたそうです。理由は、火葬場の近くに咲いている花だから。そんなの山に行けばどこにだって咲いてるよ。花に罪はない。ちなみに山形ではこの花をガザと呼ぶようです。

甘くない黒酢酢豚

‪コロナが明けたら、黒酢で作った酢豚、甘ったるくない酢豚を、美味しいお店で食べたい!と思っていたのですが、もう我慢の限界で、黒酢とブロック肉を買ってきて初酢豚にチャレンジしました。肉と黒酢さえあれば何とかなるだろ、と思ったのが間違いのモト……。いざ夕飯作成タイムになってからレシピを見て「なぬ!紹興酒……えーい日本酒で代用!ひゃ!ごま油切らしてる!」……結局は我流の味付けになってしまいました。とはいえ子らに「甘くない酢豚美味しい!今まで食べた酢豚の中で1番美味しい!」と言われたのでよしとします。‬久しぶりに中華鍋を振りました。またきちんとお手入れしてお片付けしなくちゃ(^^)

空ノムコウというお菓子

お茶のお稽古がお休みなので自主練です。お茶碗は金継ぎをして使っている菖蒲。棗は村上堆朱の牡丹。お菓子は、ほのかな生姜の香りがすっきりした後味の甘さ控えめな、乃し梅本舗佐藤屋の「空ノムコウ」。錦玉羹にひと工夫したという、山形の和菓子屋さんの作です。

本日のおうちきもの

本日のおうちコーデは米沢木綿KIPPEに、次男から「色合いが焼き芋みたいで美味しそう」と言われた藤井絞の半幅帯。長めの前掛けは久留米絣です。

後ろ姿が母そっくりでビックリしました。弟に送ったところ「これどっち?」と聞かれる始末。

不思議なチューリップ

白メインのコーデに帯締めだけが赤いような、芸妓さんの襟のような。白い肌に赤い紅のような、舞妓さんの目尻のような。こんな半衿や帯締めやマスクがあったら、なんて思いながら、突然変異のおしゃれさんの出現に喜んでいます。散るのが惜しいけどこれも花の宿命か。来年も出現するのかな。楽しみです。