歴史的瞬間!単衣の変

お茶の裏千家の月刊誌「淡交」の五月号に、もう五月から単衣にしましょうと書いてあって、歴史的瞬間に立ち会った気分です。「お先にという気持ちで」「単衣は五月からという新常識を共有」。もう暑いのを我慢して倒れそうにならなくてもいいんです。もうすぐ五月!堂々と単衣を着られますね。

フライング紗羽織

麻襦袢に単衣、紗羽織で過ごす金土日月でした。

実は華展がありまして。わたしの椿は準備日と初日が蕾、2日目は花が開き、3日目は花のひとつが落ちました。枝先の花は少し惜しかったですが、まぁそれも自然という感じかな。わたしが行けない土日は、先生をはじめとするお仲間の皆さんが世話をしてくださいました。ありがたい限りです。初めての華展。本当に参加してよかった!!

華展では写真が撮れないので、花器と花材の組み合わせをノートにメモするようにしています。無印良品の4コマ漫画用みたいな小さいノートが便利なの。

単衣のきもの、(いまのいろskala)、しけ暈しの紗羽織(室町京正)、白くてちょっと変わった組み方の羽織紐(龍工房)、本麻長襦袢彩加(きくちいまオリジナル製作委員会)、ブルーの三分紐、ピーコックグリーンの帯揚げ(和小物さくら)、鳥とお花の帯留め(騎西屋)

初蝶

スカーフの膨らみが、木蓮の蕾がふくらんだ様子と似ていて、なんだかやっと娘に春が来たなと思ったら泣けてきちゃって。入学式なのに泣いちゃダメ〜!と思って耐えました。

朝はスカーフがぺしょんとしていたのに、式のときにはすっかり膨らんできれいになっていました。この膨らませ方にはコツがあるらしく、生徒会の先輩方が新入生のスカーフを整えてくれたんですって。はにかみながら、蝶々みたい、と言う娘。そういえば森英恵デザインだもんな。蝶々に納得です。

今年の初蝶は、モンシロチョウでもキアゲハでもなく、娘のセーラー服のスカーフだな。