浴衣の楽しみ方

一反の反物から娘の四つ身とわたしの帯を作ったのはほんの数年前。洋服でのペアはしたことはありませんが、浴衣のペアは何回もしました。
娘には「浴衣は汚しても洗濯したらきれいになるから、あんまり気にしないでいいからね」と言い、食べたり遊んだり、とにかく楽しむことが大事と教えてきました。

四つ身は4、5歳から小学4、5年生まで着られます。我が家では夏の間中、取っ替え引っ替えして7年近くも楽しめました。(久々に出したので皺々でごめんなさい)
わたしは数年前に浴衣2反を買い、四つ身2着とリバーシブル京袋帯1本を作りました。こういう母娘ペアもアリです。

というわけで何が言いたいかと言うと!
派手だったり可愛すぎたりするけど好き!!!っていう反物は、子どもや孫や姪っ子とペアにするか、いっそ帯にしちゃいましょうってことです。

以前一目惚れした反物を3人で分けて、それぞれ夏帯にしたことがありました。浴衣の反物だからって、浴衣にしなきゃいけないってことはないと思うんですよね。

まだまだ夏で、でももうすぐ秋で、素敵な反物がセールになっていたりするなら、狙いどきだったりするんじゃないかしら。という囁きでした。

犬も「おんなし」

じい様が「孫たちは俺とおんなし(同じ)で、あんこが好きだ」と言っているのは知っていたのだが、とうとう「犬は俺とおんなし(同じ)で寒がりだがら、あったかい場所が好きなんだ」と日向ぼっこする犬を見ながら言っていた。
里親になって良かったなぁ。じい様の大事なものに、犬もちゃんと加わってる。

新学期初日はお弁当デー

細かく刻んだ胡瓜と青紫蘇と白ごま入りの酢飯が入ったいなり寿司、しらすとネギ入りの出汁巻き卵、生姜を効かせた牛肉と牛蒡の煮物、硬いけど甘い桃。仕切りに青紫蘇と軽く塩をした胡瓜。
夏休みが明けて登校日!給食は明日からなので、今日はお弁当です。次男は冷たい麦茶、娘は冷たい紅茶を持って行きました。

帰宅した次男にどれが美味しかったか聞いたら「桃」ですって……。将来のパートナーのためにも、全部って言うといいんだよ、って教えるべきでしょうかねぇ。

お墓参りは浴衣で

‪お墓参りに行くよーと声をかけたら、中1の娘、自分で浴衣を着て半幅帯を締めて、お墓参りセットを持って準備完了していました。「お母さんのこの半幅帯が合いそうだなーと思って狙っていた」とのこと。あら!お目が高い。藤井絞さんの半幅帯です。ゆかたは、以前あづまやさんに伺ったときに見繕ったもの。本裁ち四つ身です。
文庫も上手で着丈のバランスもきれいで素晴らしい!と褒めました。

今年のお盆

ザンブリとお墓で水しぶきが上がりました。ずいぶんと大胆な。ご先祖様お背中お流しします状態。長男が仕切って、子どもたち3人でお墓のお掃除をしてくれました。わたしは運転手兼監督。会ったことのない子どもたちの曽祖父と曽祖母ですが、わたしたちを見守ってくれている気がします。

仏壇には、次男が作った胡瓜の精霊馬と、娘が作った茄子の精霊牛。胡瓜大好きな犬が狙っています。お盆ですね。今年は東京の姪っ子の姿がなく、なんだか静かで寂しいお盆です。

トマトシャーベット

 

完熟トマトをくし形に切って冷凍、凍ったトマトを水に当てると皮がつるんと剥けます。それを刻んで蜂蜜と塩を混ぜてトマトシャーベットにしました。残りはアイラップに入れて冷凍庫へ。トマトソースもラタトゥイユもいいけど、これすごくいい!なんでもっと早くやらなかったんだと反省しております。

浴衣は夏服のひとつ

7年前、地元の動物園で行われた「夜の動物園」に浴衣でGO!娘にとっては、下駄でジャングルジムも浴衣ですべり台も日常でした。袖が長いので袖を後ろで結び、自由に遊ばせていました。汚したら洗濯すればいい。浴衣は木綿のワンピースと同じ感覚。お祭りは無くても、夏服として楽しみたいです。

夕顔のどこにスイッチがあるんだろう

お茶のお稽古でした。ちょうどいい花が家の周りに咲いていなくて、畑の夕顔のつぼみを生けたのですが、この花のどこに「今は夕方だな」とわかるスイッチがあるのか不思議……生けた花がだんだん開いていきました。畑の夕顔の実はアザラシの如く転がっていますが、花は白いレースのように優美な姿です。