折れた赤松から得たもの

先日の暴風雪で赤松の枝がいくつか折れてしまったので、床の間にいけてみました。母が「今まで色々いけた中で今日のが一番いい」と褒めてくれました。母がこんなこと言うなんて珍しい。雪でも降るんじゃないか、って降ってばっかりだけど。

中2次男は、じい様からカンジキの履き方を教わって、松の枝の雪を落とす旅に出かけました。お昼までには帰ってくるようです。すぐじゃんw

じい様は孫に教えるのが嬉しい様子でニコニコです。

折れた枝をいけたり、年老いた両親を喜ばせたり、今しかない、大事な時間です。こういう時間を積み重ねていこうと思います。

よいお年をお迎えください

大王松を生けました。両手が松脂でペタペタしますが、松の香りが漂って清々しい〜
去年は薔薇と組み合わせましたが今年は南天です。松は「不老」、南天は「天寿」の意味があるので今回は「不老天寿」。松と百合を組み合わせたら「不老和合」、松と薔薇を組み合わせたら「不老長春」になるんですって。

大王松、大きくて重たくて、葉っぱがモッサァ、バッサァ。
扱いが難しくて毎年難儀しますが、今年は時間をかけて松と向き合いました。「遠くから来てくれてありがとう。さて、あなたはどんな枝をお持ちなのかしら」と心の中でなるべく丁寧語で話しかけます。松と一緒に送られてきた竹の花器にも花を入れて、家のあちこちに飾りました。

松と竹を送ってくださった方にお礼状を投函して、ひと安心。やっと年越しができます。

皆さまもどうぞよいお年をお迎えください。

夕顔のどこにスイッチがあるんだろう

お茶のお稽古でした。ちょうどいい花が家の周りに咲いていなくて、畑の夕顔のつぼみを生けたのですが、この花のどこに「今は夕方だな」とわかるスイッチがあるのか不思議……生けた花がだんだん開いていきました。畑の夕顔の実はアザラシの如く転がっていますが、花は白いレースのように優美な姿です。

蛍袋を生けました

庭の蛍袋(ホタルブクロ)を母のお店に生けてきました。蛍袋が咲き終えると、今度は本物の蛍が飛ぶ季節になります。なので実際に蛍を蛍袋の花の中に入れることはできません。それにしても蛍袋っていいネーミングだなと思います。きっと昔の人も、蛍を入れたら……って想像して楽しんだんだろうな。

ニワトコ?を生けました

花は野にあるように、を信条として生けています。でも、野にあるままではモッサモサだったりワッサワサだったり。この枝を、この花を、いかにかっこよく、いかに「らしく」見せるにはどうしたらいいか考えるのが楽しい(^^)

山に咲く赤い花?と思ったら実なのです。ひと枝いただいたので、母のお店に生けてきました。花の名前を調べるアプリ「ハナノナ」ではトキワサンザシとかピラカンサとか表示されるけれど、季節的に実がなるのは今じゃないような。

どうもニワトコではないかと思われます。この前まで白い花が咲いていたような記憶……来年はもっと気をつけて眺めることにします。

山芋の葉?と都忘れ

畑の草取りをしていたら、艶々の葉っぱがあったので都忘れと一緒にいけてみました。どうも去年植えたはずの山芋らしいです。
この山葡萄の小さな籠は、元は山で小枝を払う小ナタを入れて、腰につけるための道具なんだそうです。このままでは水が漏れてしまうので、中にアイラップを入れています。