東京キモノショー

GW中に東京で開催されている東京キモノショーに、きくちいまブランド「skala(スカラ)」と、きくちいまの母娘コーデが飾られています。

「マリアベール」と名付けたこのお召は、袋帯を合わせてフォーマルシーンでも着られますが、今回は名古屋帯「縞の小箱」と組み合わせてカジュアルダウン。半衿をレースにして、帯揚げは爽やかな新緑を、帯締めは鮮やかなツツジの花をイメージしてコーデすることで、初夏らしさを表現してみました。

母娘コーデのほうは「小紋一反からの、母娘ペアコーデ」。小紋の反物で娘の四つ身を、その残り布でわたしの名古屋帯を作り、母娘ペアコーデが生まれました。娘は入学式には袴を合わせてランドセルを背負い、ふだんは兵児帯や半幅帯をしていますが、お茶会のときは六寸帯を大きめの文庫にして帯締めをしています。わたしのきものは室町京正の「東雲格子」。プリズムをイメージしたという染めの格子柄を繋げ、絵羽のようにしてもらいました。コーデしやすく、上品な光沢としなやかな着心地が気に入っています。

行かれる方はぜひご覧になって見てください(^^)

ひきだし屋のお知らせ

‪‪ひきだし屋はたんす屋本部からコーディネートを依頼されて、たんす屋初めての「コーデして提案する店」として誕生しました。数年間のお付き合いでしたが、あちこちのたんす屋でもコーデ提案ができるようになり、何よりスタッフさんたちがきものを楽しむようになってきました。広告も大きく変化させることができました。わたしの役目はここまで。‬肩の荷がひとつ下りました(^^)

というわけで「ひきだし屋」は5月30日を持っておしまいになります。引き続き6月1日からは「たんす屋中目黒店」になるそうですので、これからもきものの入り口としてご活用ください。

きくちいまがお店にいるのは5/12(金)11:00〜16:00、5/28(日)11:00〜18:00までです。

安さだけじゃなくワクワクするようなコーデを、と訴え続け、たんす屋の広告を大きく変化できたのは嬉しかったな。イベント会場で顔も名前も知らないスタッフさんたちから「いまさんのおかげで堂々と配れます!お客様に配りたい案内がお渡しできるのが嬉しいです!」と握手を求められたのもいい思い出。

きものの入り口になるべく、これからもたんす屋の皆さんにはがんばっていただきたいです。

「特別展茶の湯」に行ってきました

早起きして上野の東京国立博物館へ向かい、「特別展茶の湯」に行ってきました。8:30から並ぶつもりだったんですが、迷子の女の子をお巡りさんに託して、結局9時に到着したらもう行列!とはいえしっかり前半にしか展示されないものを含め、駆け足で見て来ました。国宝はやっぱり迫力があるなぁ。

お仕事で上京する合間に、可能な限りこういうところへ行きたいと思っています。とはいえ合間っていつも大抵せいぜい30分。
ルーシー・リーのときも、上村松園のときも、鈴木其一のときもそうでした。こういうときは、駆け足で流すように20分かけてひと通り見ながらじっくり見たいものを決めて、それから10分かけてじっくり見たいものを拝見するのです。

でも今日は本当に時間が足りない、と途中で切り替えて、今日しか見られないものに時間をかけました。
わたしにとっては、とても大事な30分なのです。

これから「特別展茶の湯」を見に行かれる方へ。わたしは知らずに一般1600円のチケットを自動券売機で購入しましたが、きものを着ていくと割引券1500円なんですって。ただし自動券売機ではなく窓口での購入です。武蔵屋勝田台店の店長さんが教えてくださいました。情報ありがとうございます。

2017年4月の予定

<4月のきくちいまの主な予定>
4/8(土)、9(日)青山ゑり華様
4/15(土)11時〜15:30ひきだし屋
4/16(日)、17(月)北上の和の衣さとう様(13:30からトークあり)
4/28(金)11時〜16:30ひきだし屋
4/29(土)、30(日)北九州の呉服のたなか様

お近くの方、ぜひお目にかかりましょう(^^)