麻も綿麻も自宅で洗濯!!!!!

急に洗濯したくなりまして。
今日は風が入るからすぐに乾いちゃいそうです。

本当は来週と思っていたのになぜ今日洗ったのかと言うと、ある方が浴衣を自分で洗う話をしたら、呉服屋さんにありえないと言われたんですって。そのお店は綿麻のきものにも撥水加工するんだとか。で、お店に持って行ったらきれいにしてくれるらしいんだけど料金1枚1万円。えー!

そもそも小千谷縮や綿麻のきものに撥水加工するなんてありえません。
そういえば、水通しを知らない呉服屋さんもいたっけなぁ。
普段着なのに自分で洗わずにいちいちお願いして1枚1万円って、超セレブの世界なら普通なんでしょうかね。わたしは庶民なので自分で洗います。

なんだか悔しくなっちゃって。小千谷縮も綿麻のきものも、織元さんやメーカー側も自分で洗って大丈夫ですよって太鼓判おしてるのに。
数年前、年配の呉服屋さんにも「ありえない」って言われて、反論したけど、取り合ってもらえなかったことを思い出しました。
あー悔しい。発信もっと頑張らないと!

これはもしかして、自分に合うお店を選ぶ際の指針になる!?

浴衣を作って自宅で洗いたいと伝えたのに水通しをしないお店は✖︎(水でしっかり縮めてから仕立てると、次から洗ったときに縮まない)

小千谷縮(麻)を洗濯機で洗えないと言ったり、撥水加工しようとしたりするお店も✖︎

ああもう悔しい。

ちなみにわたしの場合、麻や綿麻のきものは、畳んで丸めるタイプのネットに入れて洗濯機で洗います。今回は小千谷縮の衿部分が気になったので、外側にくるように畳みました。雪花は今シーズンまだ2回しか着ていないし汚してもいないけど、ついでです。洗濯機は通常コースで脱水1分。いつもは10秒くらいで取り出すのにうっかり完了。脱水1分でも意外といけました。思ったほどシワになってない。干すときは、きものハンガーに。裄が長めのタイプが便利です。身八つ口のところや袖口、裾がシワになりやすいので手で伸ばしながら。ちなみに小千谷縮はアイロン禁止です。

寄り添う

「大人の1年は早くていいよね」
と言った娘の声がずっと刺さっていたのですが、理不尽で納得のいかないことを、彼女なりの決断で乗り越えようとしているんだと思います。見守ります。生あたたかく。人肌な感じで。

一方こちらは、たった一日留守にしただけで離れなくなった犬型の娘。

散華

友人の式の帰りにいただいた献花、わたしだけ5つもいただいてしまいまして。菊は菊だけの豪華盛りに生けて、他は花瓶に入れていたのですが、いよいよ元気が無くなってきたので、ひとつずつ散華。最後のひとつまで大事に愛でて偲んでいます。
恵子さーん、いいべ?あっちから見えるべか。

残布ループの帯

紗羽織の残布で作ってもらった名古屋帯です。帯の残布を細いループにして、デザインした通りに、仕立の店藤工房の明子先生に縫い付けてもらいました。帯締めにかからないようにデザインしてあります。お太鼓部分はまた今度〜。

はじめての梅干し

はじめての梅干し。うまくいくといいな。いろいろ買ってあるんですが、出番はまだまだ。

雹の断面が何層にもなっていることを知って、雨冠に包むという字に深く納得したのだけれど、昔の人の誰かが割って、それを知っていたからそうなったんだろうなぁと思うと、さらに興味深い。いつの世にも研究心や探究心に溢れた人がいたんだな。
たった1文字の漢字で、なんだか嬉しくなる朝です。

それにしても、雨続き。梅干しが干せるようになるまで、まだまだあるなぁ。

 

ちょっとした喪のきもの

うちのあたりの葬式は出棺のときに近所の人たちが集まって見送ります。隣のおじいちゃんの「村悔やみ」と葬儀の受付をしました。15年程前は近所の人たちが集まって「ごっつぉこせ(ご馳走作り)」もあったのですが、最近はどこもすっかりセレモニーホール任せになりましたね。
小千谷縮に喪の帯をしています。

これがわたしの「ちょっとした喪」「ちょい喪」のきもの(夏バージョン)です。