二泊三日の出張から帰った夜、娘があまりにもひどい態度だったので叱りました。正座して対峙する本気ミーティング。その後仲直りして久しぶりに並んで寝るときに「お母さん菜那のこと心配だし、お仕事減らして菜那のそばにいようかなぁ」と言ったんです。そしたら寝落ちしそうな娘から「お母さんいないときはさみしいけどね、でもお母さんが楽しくお仕事していたらそれは大切だと思うの。中川さんとかすみれちゃんとか藤井さんとか粟野さんとかゑり華のおじちゃんとか、わかんないけどチームっていうの?そういうお仕事はぎゃくにずうっとがんばったほうがいいと思うの」といきなり言われて、不覚にも泣いてしまいました。もう電気消して暗かったし泣いてるのはバレなかったと思うけど。
2月の初めに、反抗期の息子があまりにもひどかったときも「お母さんきくちいま辞めてあんたのそばにいようと思う」と対峙したときは「それはダメだよファンはどうするの。それに俺はお母さんがきくちいまだっていうこと誇りに思ってる」と言われたときも嬉しかったな。というよりも反抗期長男がそんな風に思っていたんだと驚きました。
この夜の娘は寝落ち寸前で、直接会ってたくさんお話したことのある人を例にあげましたが、いつも話す仕事仲間はたくさんいます。くまモンみたいな剣道の達人のおじさんとか、カレンブロッソのおじさんとか、気持ちいい伊達締めの西村さんとか、お茶を点てる姿を褒めてくれたなすのおじさんとか、それはわたしが今大切に思っている仕事仲間すべてに言えることだと思いました。
お母さんがいない日はさみしい。それはお母さんも同じ。でもそれを超えて、子どもたちの成長を応援しているつもりが、いつの間にかわたしが応援されていました。
なんだか目の前が明るく開けてきた感じがします。
帰ってきてよかった。また明日からがんばれる、という気持ちになりました。
全国の、お仕事しているお母さんたちへ。子どもたちは意外と見ています。けっこう大丈夫みたいですよ。