きもの友でママ友でお茶友でもある友人Mさんが、「どこもマスク売ってないから、きっと困ってる頃かなと思って」とマスクを作って持って来てくれました。あっ!この布は!半衿1枚からマスクが3枚作れるみたいです。
Mさんとわたしと娘で3人お揃いのマスクです。ありがたや〜
感謝!手作りマスク
スパルタ着付け教室開催中〜
きくちいまスパルタ(!)着付け教室の概要
1)洋服の上から半幅帯の練習(5種類※)
2)洋服の上からきものだけを着て、もう一度半幅帯の練習
3)襦袢の練習
4)襦袢、きもの、半幅帯を実際に着てみる
5)たたみ方
6)ご挨拶しておやつタイム※5種類:リボン返し、一文字、文庫、蝶、文庫挟み
娘はリボン返しはもうできるので、文庫の結び方と袴の付け方。文庫に紐をかけるところと、文庫の上に袴の後ろ部分を乗せるのが大変だったみたいです。袴をつけたときに見える部分だけ、ということで、半幅帯の上にお気に入りの「西村さんの伊達締め」を被せています。
袴のたたみ方は剣道で慣れっこなので、きもののたたみ方のみ教えました。
茶室に姿見が無いので手探りです。完成してから姿見のある部屋へ。学校は休みですが、卒業式の準備は着々と、少しずつ。
実際に着る予定のきものは、今肩揚げを直しています。裄、出るかな……。
娘に文庫を教えました
学校お休みの娘が「文庫を教えて」というので、急きょ半幅帯の結び方講座。羽根の角度で一文字になったり文庫になったり蝶になったりするんだよ。片方の羽根を挟む「文庫挟み」もあるんだよ。我が家はきものも帯も口頭伝承です。
雑巾に感謝の気持ちを込めて
小学校に寄付する雑巾を縫っています。きれいな放射状にするために、縫い糸をガイドラインにしてまち針をうっていくんですが、このまち針楽しい〜(^^)
低学年の子も扱いやすい大きさと厚みにしています。長男次男娘と長い間お世話になりました、という気持ちを込めて。
佐藤屋さんの「望」
母がお友達の主催するお茶会へ行って、お土産にと持ち帰ってきてくれました。佐藤屋さんの「望」です。懐紙ではなく、あえて白いお皿に。歌会始のお題にちなんだそうですが、雪国の晴れ間のような、清々しく凛とした雰囲気が漂う棹菓子です。
大急ぎで鱈のムニエル
送迎の合間に夕飯作成!
適当な粉(今回はたこ焼き粉)に刻んだパセリと粉チーズ、塩胡椒を合わせて、鱈の切り身につけて、ウミセカワハラと唱えながらフライパンでムニエル。
母から教わった「ウミセカワハラ」は魚を焼くときの呪文で、海の魚は背から、川の魚は腹から焼くという意味です。
厄除けの赤を使って節分コーデ
習い事の仲間とランチへ。節分をイメージして厄除の赤を多く取り入れています。今日の利かせ色は紺。帯締めと帯揚げに紺色を使ってきりっとさせました。
木綿のきもの「米織小紋」に赤い綿の型染めの名古屋帯、長襦袢は雪だるま、ウサギがスキーをしている刺繍半衿です。実は昨日小学校のスキー大会だったのですが、まさかの積雪0につき初の中止でした。草履が履けるのは楽でいいけど、雪がないとなんか調子が狂っちゃうな。
長男が16歳になりました
年に三度、家族の前で堂々といちごを1パック独り占めして食べてもいい日(子どもの誕生日)です。今日痛い思いをしたのはお母さんだ、と言い続けています。(一応2パック買ったので、半分は家族で分ける予定)
朝起きたら、廊下を挟んで向かい側の部屋で寝ている長男から「お母さん産んでくれてありがとう!」とメッセージが来ていました。時刻は深夜1:09。「おはよう16歳おめでとう」と言うつもりだったのに先を越されました。
反抗期は長男から下の子たちに憑依していてまだまだ先は長いけど、今日は中休み。
いろいろ、もうほんとうにいろいろありすぎるここ数年だったけれど、おめでとうを言われる前にありがとうが言える子になった。それでじゅうぶんだったんだな。
手になじむ感じが心地いい、水野幸一さん作のご飯茶碗を贈りました。長男は「かっこいい。持ちやすい!」と喜んでくれ、器が好きなばあ様は早速ネットで調べて、水野さんの作品をチェックしています。
もう16歳だって。早いなぁ。
大阪に行ってきました
実は昨日、こっそり阪急うめだのきもの売り場に立っていたんですが、大阪の人たちのおしゃれぶりに感動しました。
素敵なきもの姿のお客様が次々とたくさん来るんですよ!華やかな小紋に無地の長羽織を着て黒いベレー帽かぶった方や、紬に名古屋帯の方、半幅帯の方もいたな。みんなおしゃれで、使う色の明度彩度が高く、そのままイラストにしたい人ばかり。
久しぶりの大阪とはいえイベントというのでもなく、実は阪急うめだ本店の福袋「きくちいまと過ごすきもの時間」(なんと30万円!)の当選者様(抽選で1名様)のためだけに大阪へ行ったのでした。きものの相談に乗り、一式お見立てし、仕立て上がったら一緒に食事してその様子をイラストにしてプレゼントするまでが福袋。引き続き最高の時間になるように努めま〜す(^^)
わたしがすごいと思うのは、きものを売る側が「きものを楽しむ時間」を本気で考えているということ。お目にかかるのがお一人でも数人でも大勢でも、目の前の方に対して全力でお応えしたいと常に思っていますが、本当にたった一人のためだけに山形大阪往復です。たこ焼きも食べずお好み焼きも食べずw
梅田を歩いているだけでも、何人ものきもの姿を見かけました。おしゃれな人たちを見るのは嬉しいなぁ。こうして洋服の群れに堂々ときものが混じってる。このミックス感が最高。きものを楽しむ人が増えてほしいという気持ちは、本当はきものを通して人生を楽しんでほしいだったんだなと気づきました。
写真は昨日着ていたコーデ。この長襦袢を着ると西高東低になって大雪が降るんだけど、今年はどうもおかしいなぁ。ダークなきものに赤をちょいちょい効かせています。
きものと帯は「いまのいろskala」、帯締めと帯揚げは和小物さくら、うさぎがスキーをしている刺繍の半衿はぺたこさんの作品です。
初釜の母娘コーデ
例年よりも遅くなってしまいましたが、今日が初釜でした。わたしは東雲格子に丹羽屋の帯、藤岡組紐店の帯締めで初炭、娘はアンティークの振袖と帯でお薄のお点前を。娘によると、振袖でお点前するほうが、袖が邪魔にならなくていいそうです。振袖でお点前、いいな。若いうちにやっておけばよかった!