三頭身の四つ身姿

‪6年前の娘です。これ立ってるんですよ。シルエットが3頭身!‬
‪幼稚園の年長さんのときでした。紫織庵の鉄線柄の四つ身の浴衣に、紫色の絞りの三尺。しかしあっという間に大きくなっちゃったな。でもこの四つ身の浴衣は、肩揚げ腰揚げで調整して小5まで悔いのないほどじゃんじゃん着せました。‬

‪浴衣は気持ちいい‬
‪きものは楽しい‬
‪そんな風に育った娘なので、きものが特別なものとあまり思っておらず、冬は中にパーカーを着てブーツで出かけたりします。‬
‪わたしが子どものときに「普段にきものを着たい」と思っていたことが、娘には当たり前になっていることが嬉しい。もっともっと楽しんでね。‬

コアラ玉!?

長男(高1)から受け取ったコアラ玉が、思っていたよりずっと玉でした。
高校生になって初めてできた友達から教わったんだそうです。
「コアラのマーチ」を思いっきり振ることでビスケット部分が砕けてチョコの部分同士がくっつき、その周りに砕けたビスケットがついて玉になっていくんだそうです。音が変わったら(!)出来上がり。注意すべきことは箱の上下の蓋部分が壊れやすいので、手でしっかりおさえるかガムテープなどで補強しておくこと。
「作るときは勢いよく!集中して!真剣に!」だそうで、高校生男子独特のアホっぽさ全開で作り方を教えてくれました。お前何しに学校行ってんの、って言いかけて、こういうことしに行ってんだよなぁって思い直しました(^^)

食べるのがもったいない気もする
しかしバッグに入れると場所を取る
新幹線で丸かじりはいかがなものか
周りに人はいない
食べ始めたら途中でやめられないオールオアナッシング
移動販売にあったかいお茶は無かった
今日姪っ子にあげようかな
えーなにそれって嫌がられる可能性もある

逡巡しております。

連休最終日は安定の宿題三昧

 

あー連休終わっちゃうなぁ、東京行きたかったなぁ、と思いながら、わたしの連休の成果をあげておきます。子どもたちと畑に野菜の苗を植え、使えなくなった竹刀をバラして添え木にしました。紐は竹刀のツルです。

連休は部活の送迎に明け暮れましたが、ぽっかりと空いた一日だけ、子らと福島県立美術館へ若冲を見に行きました。次男が読書感想文に「いつか本物を見たい」と書いていた巨大な鯨の絵が目の前に!この勢い!……というところで娘「なんか具合悪いかも」。触ったら高熱。急遽戻って病院へ。そして点滴。

そして本日連休最終日、午後から雷雨らしいから畑に水やりしなくていいし、午前中のうちにドッグランかな(^^)と言っていたのに、子らは慌てて宿題三昧。
やっぱりな!やってなかったな!

W入学式と小梅の命日

午前中は次男、午後は長男の入学式でした。室町京正の東雲格子に紫絋の袋帯、末広の帯留めに藤岡組紐店の三分紐、帯揚げは昔結婚祝として和裁の先生からいただいたもの。きもの姿の母は、中学校は新入生56人中4人。高校は新入生149人中4人。きもの以外の選択は無いけれど、着て行ってよかったです。

3年前の今日は愛犬・小梅の命日。長男の腕の中で眠るように亡くなったのは、中学の入学式の朝でした。そして今日は高校の入学式の日。帰りに遠回りして、お墓まいりをしてきました。
元気だよ。頑張ったよ。見ててね。また来るね。
大波荒波もあったけれど、今は穏やかに凪いでいます。あっという間の3年。きっとこの後も、あっという間なんだろうなぁ。

ダブル卒業式

先日、長男と次男の卒業式がありました。

‪長男は、中1のとき事故に遭って救急車で運ばれ集中治療室に入院したこともありましたが、春からは無事高校生です。反抗期のトンネルからもようやく脱け出し、わたしに画材のことを聞いたりするようになりました。

 

次男は、6年前の卒園式のとき「おかあさん!いつもぎゅーしてくれてありがとう!小学校に行ったらたいいくをがんばります!」と大きい声であいさつしてくれましたが、えー!もう6年経っちゃったの?という感じです。今回は「中学校に行ったら部活と勉強をがんばります」と言っていましたが、それもきっとあっという間に3年間が経っちゃうんだろうな。

出張から戻ると、重いスーツケースを黙って部屋まで運んでくれる優しい兄弟です。

嬉しいことなのに、なんだろう、涙が止まりません。おめでとうふたりとも。引き続き全力でサポートします。大きくなってくれてありがとう。

娘の和洋MIXコーデ(初)

娘が自ら和洋MIXコーデしました!パーカーインにして米織小紋(綿100%)、半幅帯、キャスケット、ポシェット、足元はブーツ。インフル予防でマスクも。この姿で今夜の宴(ひな祭り&娘誕生日)のためのサーティワンアイスを買いに行ったのですが「こういうきものの着方も楽しいね!」と大喜びでした(^^)

女児の袴の着せ方

「女児の袴の着せ方」です。商売上がったりだ!って怒る着付師さんや美容師さんもいるかもしれないけど、大事なのは「おうちの人が」「おうちで着せられる」ということだと思うのです。

年長さんや1年生の場合は七五三のきものを再利用、6年生の場合はお母さんやおばあちゃんのきものを借りる、というのも手です。袴は単体で借りるか買うか。ポリなら3000円位から売ってます。

髪型は、短いならそのままでもいいですし、長いならハーフアップや、ツインテール、三つ編みでもいいですね。リボンをするといかにも女学生という感じでかわいいです。学校での式典なので、七五三のときのようなボリューミーなアップやかんざし、化粧は必要ありません。

商売上がったりだ、とお嘆きの着付師さんがいらっしゃるなら、このイラストを使って構いませんので、ぜひおうちの方向けに着付けを教えてください。(終了後、きくちいまの本を軽くご紹介いただければありがたいです。帰りに本屋に、もしくは図書館にリクエスト出してくださればと思います)

と最後に図々しいお願いを書いてみました。ワンコイン着付教室、と最初書いてしまったのですが、金額を勝手に設定するのもな、と思って書き直しました。そしてワンコインの「ワンコ」に反応し、今日避妊手術のため犬さんがいないことが悲しくなって今頃どうしてるかしらと心配になってしまうなど……。

 

娘と初こころみのもち

試餅(こころみのもち)をいただいたので、娘とふたりで茶室に入り、お濃茶を点てました。本当はお濃茶のときはあんまりおしゃべりしちゃいけないんだけど「えーっと、袱紗はこっちに置いて、蓋をしめる」と声に出しながらお点前するわたしと「お餅の味噌が美味しい〜何これ最高〜」と大喜びの娘でした。

仕覆の緒が長〜い「長緒」です。裂地はいちご錦。

茶杓の銘は「臘月」。蠟燭がみるみる溶けていくように忙しい、師走の別名です。

お祝いコーデ

お茶の先生の米寿祝いの茶会に出席するための母娘コーデです。わたしは手描き京友禅訪問着「波に松皮菱」(室町京正)に、流水紋の袋帯(紫絋)。娘は袖を長めにした疋田の小紋に、義母から「いつか大きくなったらね」と贈られた袋帯を組み合わせました。これまでは半幅帯ばかりでしたが、いよいよ袋帯デビューです。

明日の準備

明日は娘ときもので出かけます。

草履を箱から出して、コーデの確認、持ち物の確認、何度も何度も。おめでとうございます、の気持ちをこめて「御祝」という字の下に、名前を母娘並べて書く緊張感も、明日の今頃にはすっかり解けているのだろうけれど。

草履はどちらも和小物さくらさんのものです。