芍薬のはがき

入院中の伯母宛に、当たり障りのない内容のハガキを投函しました。当たり障りが無すぎて内容が無いんだけど。我が家の芍薬と伯母宅から連れて来たプランターの芍薬が伸びてきたこと、こちらは変わりなく過ごしていること、また会いに行くので元気にしていてねの3つ。小さな心の支えになるといいな。

自分の機嫌は自分で取る

自分の機嫌は自分で取ろうと、お気に入りの帯で隣の市のお茶会に参加してきました。懐かしい人や嬉しい人に会えてパワーチャージした感じ。帰りに、ずっと探していた白い山芍薬を見つけた〜!やったぁ!地植えにすると爺から刈り取られるので鉢植えにしました。いつか地植えするぞ。さていつ咲くかな。

沈丁花を摘みつつ

伯母から預かっている鉢植えの沈丁花が咲いたので、花を数個摘んで封筒に入れました。もう別の世界に住んでいて、現実では困らせることしか言わない伯母だけれど、せめて春の香りを嗅いで優しい気持ちになってくれたらいいな。施設の職員さんに理不尽なことを言わずに、せめて穏やかな話し方をしてください。

あー東京に行きたい!と思っていたけど、それどころじゃなくなっちゃって断念。走り去る新幹線を眺めて見送りました。前掛けをして母の病院付添〜。東京キモノショーに行く皆さん、楽しんでねー!!

違う世界に住んでいる

施設にいる伯母が、もう何年も前に亡くなった人にあてて手紙を書いていて、投函を頼まれたんだけど、伯母の世界ではまだお元気なんだね。
「この人亡くなったでしょ」なんて言ってはいけない。心が乱れると施設の職員さんたちに迷惑がかかるんだもの。
きれいな切手貼って出すねと言って預かりました。

末広がりに願いを込めて

中学生の頃から朝方の勉強をする子だったので、起きろと声を張り上げることもなく、淡々としていておだやかなうちの二番っ子が、昨日無事に高校を卒業しました。

親が見るよりもずっと、学校での3年間は濃かったようです。関わってくださった先生方、仲間の皆さん、駅員さん、バスや電車の運転手さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

夏休みにはいろんな大学を調べて見て回り、夜行バスの旅0泊3日なんてこともありました。学びたいことに一番近い学部と学科を選び、念願叶って4月からは大学生です。喜びに満ちた春になって良かったね。おめでとう。

子の卒業式、感激して泣くかなと思ったけど、安堵の方が大きかったです。

個人的には、一生お付き合いできると思える素晴らしいママ友に出会えたことが宝です。

大好きなものを身につけて挑みました。
卒業式は室町京正の付下げに紫紘の袋帯、江戸組紐の帯締め、会場ではカレンイマッソ「ハレモニー」の草履を上履きに。
謝恩会は本日デビューのskalaのお召(背中にグラデーション家紋)、洛風林の名古屋帯、藤岡組紐店の三分紐、帯留めは珊瑚の水仙。
帯揚げは和小物さくら、末廣は大西常商店、かんざしはイソガイの本鼈甲。

ちなみに、きもの姿の先生は3人(淡ピンクの色無地に紺袴、淡オレンジピンクにグリーン袴、青い小紋に紺袴)
母親は14人でした。
ベージュ4、
淡ピンク3、
淡紫2、
黄緑2、
グレー、濃い緑、濃い紫が各1、
そのうち黒羽織着用は2人でした。
保護者のきもの着用率は8%ってところです。意外といました!

帯と数寄屋袋

かつて袋帯だったものを、京袋帯(袋名古屋帯)にして、残りを数寄屋袋にしました。お稽古にピッタリ!これはモール糸が入っていてもこもこする感じなので、主に秋冬に使っています。明日からは3月なので、数寄屋袋も軽やかな春物に!
お軸は「梅雪裏香」、お花は桃と菜の花です。香合は蛤にしました。

椿の蕾

お仕事のついでに椿を見に行くなら、コーディネートの色数を抑えて、と思っていました。この帯はいつもと手の巻き方が逆なので締めにくいんです。
行ってはみたものの、椿はまだ咲いていませんでした。とはいえ蕾もまたよし。
花に癒されて帰宅しました。施設にいる伯母のお薬のために酒田に行かなきゃなと思ったら、庄内地方は暴風雪警報とのこと。よし、延期にしよう。地吹雪は怖い!視界がゼロになる状態での運転は無理〜!

マダム感満載

あづまや×きくちいま着物パーティー!
皆さんのコーデが眼福で、お一人おひとりインタビューして回りたいくらいでした。
柴川くんは黒紋付!やっぱり男性の紋付袴姿っていいよねぇ。わたしは一番のお気に入り!!!室町京正さんの糊糸目京友禅訪問着に、本柄の綴れ袋帯をしてみました。髪型は、今回は安城市の美容室ミーティアさんにお願いしました。櫛使いが上手で、とても丁寧なセットをしてくださいましたよ!ヘッドドレスは仕立の店藤工房の明子先生のお手製。マダム感がすごいw
パーティーの主役は参加者の皆さんだから、誰かと一緒に撮るとき、お相手の柄がきれいに見える側を譲って向かって左側に立つことが多いので、ヘッドドレスは右側につけています。でもその時々によってお相手のかんざしや根付けなどの位置を見て、あえて逆側になることもあります。全てはお相手優先。

初釜コーデ

初釜でした!扇子柄の付下げに羽子板の袋帯です。お正月らしく松喰い鶴蒔絵の棗を出しました。茶杓は吉田宏信作の黒柿。わたしは京友禅、娘は加賀友禅を着ました。髪型はレトロな雰囲気の耳隠し。
プロにセットしてもらうと気分が上がる〜!!お休みの日なのに、タキちゃんありがとう〜!!

今年は学び直しの年と思っています。ひとつずつ、丁寧に。