「特別展茶の湯」に行ってきました

早起きして上野の東京国立博物館へ向かい、「特別展茶の湯」に行ってきました。8:30から並ぶつもりだったんですが、迷子の女の子をお巡りさんに託して、結局9時に到着したらもう行列!とはいえしっかり前半にしか展示されないものを含め、駆け足で見て来ました。国宝はやっぱり迫力があるなぁ。

お仕事で上京する合間に、可能な限りこういうところへ行きたいと思っています。とはいえ合間っていつも大抵せいぜい30分。
ルーシー・リーのときも、上村松園のときも、鈴木其一のときもそうでした。こういうときは、駆け足で流すように20分かけてひと通り見ながらじっくり見たいものを決めて、それから10分かけてじっくり見たいものを拝見するのです。

でも今日は本当に時間が足りない、と途中で切り替えて、今日しか見られないものに時間をかけました。
わたしにとっては、とても大事な30分なのです。

これから「特別展茶の湯」を見に行かれる方へ。わたしは知らずに一般1600円のチケットを自動券売機で購入しましたが、きものを着ていくと割引券1500円なんですって。ただし自動券売機ではなく窓口での購入です。武蔵屋勝田台店の店長さんが教えてくださいました。情報ありがとうございます。

久々の写真撮影

公式プロフィール写真、実はン(!)年前のものだったので、さすがにそろそろまずいんじゃないのかとの罪悪感があり、このたびちゃんと撮影をしました。いろんなバージョンがあるんですが、まずはこのコーデからご紹介します。

きものは濃淡のグレーの間に極細でオレンジのラインを入れてデザインし「雪原の夜明け」と名付けた新田さんの紬、帯はアンティークレースをモチーフにしたこんけんさんの和紙入り名古屋帯(どちらもskala)、帯締めと帯揚げ、クラッチバッグは和小物さくらさん、草履は菱屋カレンブロッソさんの「イマッソ(き)」です。

もっとこうすればよかったなぁ、という反省は数年後にまた撮影するときにいかします!

花薄

いい季節になりました。花はどれも好きだけれど、今とりわけて心癒されるのは薄です。枯れ薄ではなく、穂の先まで水の通った、月の光を浴びては銀色に、日の光を浴びては金色に輝く花薄。

皆様いい一日になりますように。