初釜コーデ

初釜でしたので付下げに袋帯のコーデです。藤工房さんのオリジナルデザイン「香る花」の刺繍半衿、白バージョンをしました。付下げは室町京正、袋帯は紫紘、帯揚げは和小物さくら、帯締めは藤岡組紐店のもの。
娘は、以前青山ゑり華さんで見立てていただいた染め疋田の小紋に、姑からもらった袋帯を。

娘は久しぶりのお点前だったのでうまく泡立てることができず、悔しがっていました。今年はお稽古を頑張るそうですw

娘には、たかはしきもの工房の「三重奏」(女神の羽を自在につくる大人用三重紐)を使いました。
手先などを適当にゴム部分に挟んだだけの乙女太鼓なんですが、娘はえらく気に入ってくれたようです。背中の紋は娘の干支のネズミの背守り。

折れた赤松から得たもの

先日の暴風雪で赤松の枝がいくつか折れてしまったので、床の間にいけてみました。母が「今まで色々いけた中で今日のが一番いい」と褒めてくれました。母がこんなこと言うなんて珍しい。雪でも降るんじゃないか、って降ってばっかりだけど。

中2次男は、じい様からカンジキの履き方を教わって、松の枝の雪を落とす旅に出かけました。お昼までには帰ってくるようです。すぐじゃんw

じい様は孫に教えるのが嬉しい様子でニコニコです。

折れた枝をいけたり、年老いた両親を喜ばせたり、今しかない、大事な時間です。こういう時間を積み重ねていこうと思います。

ホルスタイン弁当

本日から中学生は登校、給食センターがお休みのためお弁当です。白飯に海苔でホルスタイン弁当にしてみました。

白菜とニラの白胡麻あえ
下味をしっかりつけて揚げたヒレカツと千切りキャベツ
レンコンの塩胡椒焼き
少し甘いだし巻き卵

お弁当バッグにみかんも入れました。
明日はどうしようかな。

新年は黒毛和牛コーデ

あけましておめでとうございます。
年女のわたしは黒毛和牛コーデ。娘1と娘2(犬のクーさん)は赤べこコーデ。

きものは米織小紋、帯はskala、半衿は和音、帯締め帯揚げは和小物さくら。

娘は赤い銘仙。これはお友達のすみれちゃんからいただきました。

夜は島屋さんのインスタライブ用に着替えました。丑年コーデ、黒毛和牛別バージョンです。
襦袢は彩加の赤、きものと帯はskala、帯締め帯揚げは和小物さくら。

インスタライブはなんと放送事故……今日はWiFiの調子が悪いです。朝のFM出演もそうでしたが、大雪の日はなんか宇宙からの中継みたいになっちゃうんです。申し訳ない〜

何はともあれ、今年もきものライフを楽しんで参りまーす!

雪の壁

子どもたちの通学路になっている歩道は、歩道専用の除雪機が通り、雪の壁に覆われています。今朝は子どもたちが通る前に、近所のおじいさんと柴犬のペアが通ったようですね。暖かくして、よい一日を!

 

雪かき三昧

間に合ったぁ。息切れぐったり。
いいですか君たちが登校できるのはお母さんが〜

もうくたびれたぁ

これを当たり前と思うなよぉぉ

恩着せがましく思いながら、くたびれすぎて声に出たのは「いってらっしゃい」のみ。
下校時間に合わせてまた頑張ります。

 

雪かきが終わったら、笹に氷柱が光っているのが見えました。このまま花入れに生けたくなりましたが、家の中に入れたら融けてしまいますね〜。

東山魁夷ブルーを堪能

代休の子らと唐招提寺の東山魁夷ブルーを堪能。田舎にいるとどうしても本物に触れる機会は限られてしまいます。わたしは仕事の合間に東京だったか京都だったかですでに見てはあったのですが、これはどうしても子どもたちに見せておきたかったので、いい機会でした。

「こういう機会は逃さずにたくさん見せておきたいと思ってる」と言ったら、「お母さんのお金が減っちゃうよ」と心配されましたが「君たちの中に、目には見えない光るものが得られるほうが大事」と答えました。
帰りには、それぞれどの絵がどんな風に好きだったかを話しながらケーキも。いい時間でした。

今日のコーデはほんの少しハロウィン風。無地の結城紬(龍田屋)、帯はいまのいろskalaの「風にゆれるポピー」、帯揚げは紫織庵の型染め、帯締めは藤岡組紐店、草履はカレンブロッソ、襦袢などインナーは全てたかはしきもの工房のものです。

羽ばたくコーデ

高校1年生に向けての講演に着て行ったのは、「雪原の夜明け」と名付けた紬(いまのいろskala)に、鳥の名古屋帯。この帯は、わたしの大好きな新川和枝さんの詩「わたしを束ねないで」の一節を絵にし、それを藤井絞さんで絞ってもらったものです。帯締めと帯揚げは和小物さくらさんのもの。

みんなが未来に向かって健やかに羽ばたけるように、祈りを込めたコーデです。北村山高の1年生は聞く姿勢も挨拶も素晴らしかったです。先生でも保護者でもない大人の話がどこまで染み込むかわからないけれど、わたしの話を真面目に聞いてくれてありがとう。

このあといったん帰宅して帯を替え、富山に向かいました。

10/9、10は富山市の秋吉屋さんにいまーす(^^)

 

大好きな女優さんの訃報

中学生と赤ちゃんを遺して、逝ってはならんよ。

大好きな女優さんだったので残念でなりません。

今日そういうわたしですが、過去に黒い歴史があります。そういう状態になったら、希死念慮というものは、お風呂場のカビみたいに、こびりついて取れない。鬱は心の病気じゃなく、脳の病気です。心療内科に行って、薬を飲んだらお風呂場のカビみたいなものも消えていきます。

卵白を泡立ててから卵黄と生クリームを入れてふわとろに焼いて作ったオムライスに、娘がケチャップで文字を入れてくれました。あのとき死んでいたら、こんな瞬間もなかったわけで。

いいですかこれを読んだ皆さん、わたし最近変だな、とか、あの人この頃変かもと思ったら、迷わず心療内科へ。

浴衣の楽しみ方

一反の反物から娘の四つ身とわたしの帯を作ったのはほんの数年前。洋服でのペアはしたことはありませんが、浴衣のペアは何回もしました。
娘には「浴衣は汚しても洗濯したらきれいになるから、あんまり気にしないでいいからね」と言い、食べたり遊んだり、とにかく楽しむことが大事と教えてきました。

四つ身は4、5歳から小学4、5年生まで着られます。我が家では夏の間中、取っ替え引っ替えして7年近くも楽しめました。(久々に出したので皺々でごめんなさい)
わたしは数年前に浴衣2反を買い、四つ身2着とリバーシブル京袋帯1本を作りました。こういう母娘ペアもアリです。

というわけで何が言いたいかと言うと!
派手だったり可愛すぎたりするけど好き!!!っていう反物は、子どもや孫や姪っ子とペアにするか、いっそ帯にしちゃいましょうってことです。

以前一目惚れした反物を3人で分けて、それぞれ夏帯にしたことがありました。浴衣の反物だからって、浴衣にしなきゃいけないってことはないと思うんですよね。

まだまだ夏で、でももうすぐ秋で、素敵な反物がセールになっていたりするなら、狙いどきだったりするんじゃないかしら。という囁きでした。