きもの生活のススメ
こんにちは、きくちいまです。
わたしはほぼ毎日きものを着て暮らしています。
よく聞かれるのが「今日はなにかあるんですか?」……
いいえ、特に何もありません。好きで着ているだけです。
きものはファッションのひとつ。難しく考えることはありません。
きものをふだん着にすることで、いつもの景色が色濃く見えるような気がしたり、季節の移り変わりにふと気付くようなことが増えたりしたら、とてもすてきなことだと思うのです。
いつものところに、あえてきもので行く楽しさ。
だれかに「いいわね」と褒められる嬉しさ。
自分の中に、一本芯が入ったような気持ちになる清々しさ。
きれいに着ようとがんばりすぎず、まじめに着なきゃと気負いすぎず、堂々と、楽しく、まずは羽織ってみませんか。
ゆっくり、一緒に楽しんでいきましょう。
きものを楽しむすべての人に、心からエールを送ります。
プロフィール
エッセイスト兼イラストレーター
1973年山形県生まれ
都留文科大学文学部国文学科卒業
大学を卒業後、東京・日本橋にある着物の広告・雑誌の会社にコピーライターとして入社。
1999年、フリーのライター、イラストレーターとして独立。イラストとエッセイを組み合わせた作風で、着物ライフや日々の暮らしなどを綴る。執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がける。家では3世代同居で3児の母。よほどのことがない限り、ほぼ一年中着物で過ごしている。山形県在住。
2012年、結城紬大使を拝命。
2015年、米沢の季織庵工房(粟野商事)とオリジナルブランド「skala(スカラ)」を立ち上げる。
単行本
- 「東京 着物さんぽ」(ジー・ビー)2019年
- 「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)2017年
- 「増補新版 ふだん着物わくわくアイデア帖」(河出書房新社)2017年
- 「きくちいまの着物でわくわく12ヵ月」(二見レインボー文庫)2016年
- 「ぬおお飯!」(セブン&アイ出版)2016年
- 「きくちいまが伝えたい 40代からの新・着物生活」(実業之日本社)2015年
- 「はぎれで作る布絵手紙」(河出書房新社)2014年
- 「きくちいまが伝えたい 買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)2013年
- 「きくちいまの大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)2012年
- 「どんどん作りたくなる!かわいい布地蔵」(河出書房新社)2012年
- 「ゆったり、わくわく 子どもと楽しむ12カ月」(阪急コミュニケーションズ)2011年
- 「だれでもかわいく描けるおしゃべりイラスト・中国語版」(三悦文化)2011年
- 「オリジナル半襟つき!かわいい楽しい着物着こなしアイデア帖」(河出書房新社)2010年
- 「だれでもかわいく描けるおしゃべりイラスト」(実業之日本社)2009年
- 「よくわかる着付けと帯結び」(PHP研究所)2009年
- 「ふだん着物わくわくアイデア帖」(河出書房新社)2008年
- 「着物がくれるとびきりの毎日」(光文社知恵の森文庫)2006年
- 「きもので出産!」(河出書房新社)2006年
- 「毎日の着物。」(アスペクト)2006年
- 「きくちいま流着物生活48のワザ」(実業之日本社)2006年
- 「キラキラ着物絵日記」(リヨン社)2006年
- 「わたしが好きな和の生活」(河出書房新社)2005年
- 「着物でわくわく12カ月」(リヨン社)2004年
- 「ふだん着物のたのしみ方」(河出書房新社)2003年
- 「着物がくれるとびきりの毎日」(リヨン社)2002年
ものづくり
- 織の産地・米沢とのコラボブランド「いまのいろskala(スカラ)」(季織庵工房・粟野商事株式会社)
- カラフルな本麻長襦袢「彩加」(きくちいま☆オリジナル製作委員会)
- 自宅で洗える紬「303シリーズ」など(花岡企画)青山ゑり華
- 京都の老舗メーカー・藤井絞とのコラボ企画「いま暦」(藤井絞株式会社)
- 草履メーカー・カレンブロッソとのコラボ企画「カレンイマッソ」(菱屋カレンブロッソ)