あのときの!あのお方

高校の学年全体会に出席したら、入学式のときに声をかけそびれた、素敵な方とお隣になりました。「いつもお着物ですね」「あっ!入学式のとき末広をさしていらっしゃいましたよね!?」あぁ。来てよかったぁ。しかも、昔お目にかかったことのある方でした。嬉しい〜!これから渡される通知表の件は置いといて。

リアルアンジャッシュ

「デイケア行ってるの?」
「電気屋か、たまに来るな」
「来てくれるんだ!どういうことするの」
「いろいろ壊れたとこ直したりだべ」
「いくらかかるの」
「その時々で変わるべ」
じい様と伯母の会話が噛み合ってないのに噛み合ってるようにも聞こえ、後部座席がリアルアンジャッシュ。

考えちゃうわ〜

デイサービスは年寄り扱いどころか子ども扱いされ、塗り絵が嫌だと言い行かなくなったじい様。シルバーカーや歩行器の代わりに自転車を使い、なんか乗れそうな気がして乗って転び、肋骨と腰の骨を折ったじい様。自転車はダメと言っても言うこと聞かない。あー、なんか既視感あると思ったら反抗期。自転車乗せちゃダメ、家族が止めないと。わかってるんです。車に乗らなくなっただけで大進歩なの。なんで運転させないんだ!俺は大丈夫だ!俺が買った車だ!から、迷惑かけられない、リハビリ頑張る、までやっと来たの。自信満々な世代の扱い、すごく難しいです。でもいつか行く道。考えさせられます。

わたしだったらどんなデイサービスなら行きたいかなぁ。読みたかった漫画が最終回まで置いてあって、犬や猫を撫でていられて、お昼ごはんが美味しくて、静かで、温泉もあったりして、絵を描いたり縫い物したりできて、夕方は鬼平犯科帳を見せてくれるの。そしたら結城紬で作った作務衣を着て行くわ〜

季節の食材と調味料が色々揃っているキッチンスペースがあって、そこで色々作って持ち帰って夕飯のおかずにできたらいいなぁ。毎回出来合いのものを与えられたら、最初は良くてもだんだん自分で作りたくなるかも。