マラウイと山形交響楽団とやまぎんホール

昨日は母校の100周年記念事業で、吹奏楽部と山形交響楽団とのコラボ企画があり、やまぎんホールに行ってきました。1階席には在校生がびっしり!2階席は同窓生、3階席は保護者。

それぞれにある「僥倖」に嬉しくなりました。広い会場内に、きもの姿を数名見かけたのも嬉しかったです。

同じ保護者席に、ピンクの色無地に一つ紋、袋帯をきれいに二重太鼓にしているボブの方がいました。若いお母さんという感じ。
ロビーで「あっ、あの!色無地のお姿とっても素敵です!」と声をかけて不審者っぽい行動をとってしまいましたが、後悔はありません!

アフリカのマラウイで地域開発の発展のためにお仕事している卒業生、草苅康子さんのオンライン講演も新鮮でした。日本が15時のときにマラウイは朝8時なんだそうで、鳥がチュンチュン鳴く中、すぐそばのマラウイ湖(なんと山形県が3つも入る大きさ!)の景色を見せてくれたりして、世界がリアルに繋がっていることに感動しました。

在校生向けなのに、なんだかわたしまでやる気満々になり、メモをいっぱい取っちゃいました。それにしても、在校生の質問が立派で素晴らしかったなぁ。
わたしなんて、その後ろで鳴いている鳥は雀ですか?くらいしか思いつかぬwアフリカに雀はいないかな。

この日のわたしはskalaのお召ワッフルチェックにアンティークレース柄の名古屋帯、帯揚げの色とハンドバッグの色をリンクさせました。セプテンバーブルームーンのイメージです。

ところで、始まる前に3階席から1階席を眺めて、豆粒ほどの我が子を見つけて、フフフ、と思っていたら別人でした。あとでもっと右にいるのを見つけました。しばらくの間よそんちのお子様に生暖かい視線を後ろから捧げていたとは……

それにしても、やまぎんホールと山形交響楽団と草苅康子さんの素晴らしさよ!いい時間になりました。すっかりファンになって帰路につきました。

きくちいま☆オリジナル製作委員会2023始動!

たまたまAimer(エメ)という女性シンガーの「蝶々結び」という曲を聞いたんです。ラブソングなんですけど、わたしは「きくちいま☆オリジナル製作委員会」のみなさんの顔が思い浮かびました。わたしは仲間の皆さんとの間に、それぞれ蝶々結びを作っているんですね。

お店それぞれカラーがあるので、リボンや紐の形状や色などはそれぞれ違いますが、小さい蝶々結びでも大きい蝶々結びでも、結び目は固く、これからも、よりよい関係が結べていけたらいいなと強く強く感じた次第です。

お店のみなさんも、それぞれお客様との間で丁寧な蝶々結びを作っているんだろうな。

というわけで2022年も無事に京都会議が終了しました。メンバーは以下の通りです。きものが好きで、お客様が安心して買い物を楽しめるお店じゃないとメンバーになれません。実は厳しい審査があるんですよ。

新作の情報もまた改めてお知らせいたします。

トンボ帰りの京都出張

きくちいまオリジナル製作委員会の会議のため、京都に行きました。滞在時間約20時間だったけど、実りある出張になりました。仲間の皆さんありがとうございます!引き続きよろしくお願いします。
今日のコーデは、板締めの白鷹お召に麻の長襦袢「彩加」、栗山工房の帯、和小物さくらの夏の小物、扇子は大西常商店です。足元は見えないけどカレンブロッソ。
ゆうべは誰かと食事に行くということはせず、ホテルの近くのスーパーフレスコに行き、太巻と、山形では滅多にお目にかかれない完熟いちじくと生ハムとモッツアレラを買ってぼっち飯。ミニキッチン付きの部屋だったので、お皿もまな板もあるんですよ。これやってみたかったの。超美味しかった!フレスコでお会計したら、どこかで食べてもそのくらいかかるよねって金額になっちゃったんだけど、ひとりで好きなものを好きなタイミングで食べられる贅沢に浸りました。
朝は残った完熟いちじくをヨーグルトに入れて食べ、完熟いちじくを堪能した一泊です。ちなみに山形では小さな青いいちじくを砂糖で煮て食べます。

子らのお出かけ

先日、子らが浴衣で花笠まつりに行きました。次男は総絞りの兵児帯が気に入った様子。娘はかつてわたしが高校生のときに母が作ってくれた白地に蜻蛉、姪っ子は有松絞りの浴衣です。着慣れない姪を心配したら「わたしがついてるから大丈夫!」と娘の頼もしいこと。

二部テコ最高!!

ものは試しと本麻長襦袢彩加を「二部テコ」にしたんです。二部式になっていて、下がステテコなの。結論。彩加のステテコ!!超優秀!!さらさらしていて最高に気持ちいい!!今日は有松の浴衣を着ているんですが、下は二部テコです。麻はなんと言っても夜洗って朝には乾いてるのが素晴らしい。

祇園祭に行ってきました

着物仲間でお茶友でもある友人と祇園祭の後祭に行ってきました。夜は憧れの場所に食事に行くことにしていたため、一つ紋付きの絽の付下げに絽の袋帯です。灼熱を予想して中は本麻襦袢(ブルーの彩加)にしたので、朝から晩までずっと心地よく過ごせました。
色合いが気に入っている京友禅あけ田の絽の付下げ、夏の帯締め(あえて裏の白側を使用)は藤岡組紐店、ブルーの襦袢はきくちいまオリジナル製作委員会の本麻長襦袢「彩加」、草履はたくさん歩いても脛が疲れないカレンブロッソです。袋帯と帯揚げは母のもの。
好みの合う友人とのプライベートの旅っていいわぁ。いつも仕事での京都ばかりなので、毎回「えっここはどこ?」と迷子になってばかりだったのに、気長に付き合ってくれてありがとう〜。結局辿り着けなかった数々のお店はまた次回ということで!

丈を出す

いつも普段着にしている綿麻のきものなんですが、もう少し丈が長い方が着やすいかも!?と思って、自分で直しています。衿をおくみまで解いて、身頃の揚げを解いて伸ばし、また衿を縫い付けます。和裁を習っておいてよかった〜。

エアリズムを浴衣インナーに

UNIQLOで、浴衣下になりそうなインナーを買いました。お店に行って、エアリズムの商品イラストにあった「スリップ」と「ペチコート」。店頭にはなく、オンライン限定商品でしたが、お店の方に言ったらその場で取り寄せてくれましたよ。これで娘に安心して白い浴衣を着せられる!

麻襦袢を洗って干す

きくちいまオリジナル製作委員会の本麻長襦袢「彩加」。今年は平織ではなく小千谷縮で作っています。洗濯機で洗って干しました。シワが気になるときは、ここに吊るしてシャワーでジャー!!!けっこうすぐに乾いちゃいます。

そういえば、お風呂をリフォームしたんですよ!かなり快適です♪

訪問着の変

月刊アレコレの最新号が発売されています。今回のきくちいまのイラストエッセイ「きものの引きだし」は、「訪問着の変」(発音は「本能寺の変」っぽく)です。座敷訪問着というものについても書いています。